近い未来のロサンゼルス。長年連れ添ってきた妻(ルーニー・マーラ)と別れたばかりで、想いを引きずっているセオドア・トゥオンブリー(ホアキン・フェニックス)はある日、最新型人工知能(OS)"サマンサ"(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。実体を持たない彼女は"音声"でしかないのだが、デバイス画面の奥から発せられるその声は個性的で繊細かつ洞察に満ちており、セオドアは次第に"彼女"に魅了されていくのだった...。
『her 世界でひとつの彼女』の主人公セオドアは、ちょいエロなハスキーヴォイスとウィットに富んだトーク力を持つサマンサと恋に落ちる。"声だけ"の相手に恋をするという気持ちが理解できるかどうか、それが本作を楽しむポイントのひとつ......そんな映画のストーリーを検証するため、健全な男女6名をガチで目隠しした状態で召集。『her』のストーリーを検証する「声だけ合コン」が開催された。