ペンシルベニアの田舎街が舞台だが、日本中の"地元"に当てはまる男の哀しみのドラマに泣け!!
いま、"30代・40代の地元コミュニティーを愛する長兄"が一番観たい映画!(AOL適当調べ)という傑作『ファーナス/訣別の朝』の魅力を語る上で、主演クリスチャン・ベイルの"人間ヒーロー像の体現"は欠かせない論点だが、それはどっかの媒体にやっていただくとして、この地元感大炸裂の映画は、生まれ育った地域への愛着が年々強まり、死を徐々に意識し始める40歳以降の日本の野郎どもにとっても、共感号泣するポイントが満載すぎる。